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水野勝成生誕地について・続編

ちょっとお久しぶりです。
ここ一週間は仕事で彦根にいったり岡崎に行ったりで忙しく過ごしておりました。
その時の御報告はまたの機会に。

さて、先日ブログで水野勝成の生誕地に三つの説があることを書きましたが、その中の一つ、

鷲塚

につきまして。

私、水野忠重(勝成父)が知人二人とともに鷲塚に住んだというので、てっきり普通の武家屋敷みたいなのに住んでいるのを想像していたんですが、どうも鷲塚というのはれっきとした城だったようですね。

ググってみたらこちらのサイト様に詳しく載っていました。↓
「トボトボ歩く碧南市~ 「城山町」の地名には確かに根拠があった!「鷲塚城」は実在した」

これによると、鷲塚城は「徳川家康が築き、水野忠重に守らせる。複雑に入り込んだ海岸線上に建ち、往来を監視。海上交通の盛んであった鷲塚の重要性を示す城である。今は「城山」という地名だけが残り、跡形もない」
とのことで、結構重要なポジションの城だったことが判明。
たしかに、鷲塚「島」は地図を見ても入り江から外に出るには必ずここを通らねばならない位置にありますね。「三河のジブラルタル」的な(言い過ぎかなあ)。

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いくら母親の弟とはいえ、当時22歳くらいで能力も分からない、しかも水野家当主の兄と仲が悪かった忠重に、「うちへ仕官しないか」と言っただけでなく、こんな場所をいきなり任せるとは、家康公(当時21歳)はこの当時から思い切った人事をしていたんですね(^-^)

ちなみに
この後一向一揆に出陣した忠重ですが、一揆方の蜂屋貞次から
「すね白き若造かな(すね毛もはえていないガキめがやーいやーい)」
とさんざん小馬鹿にされて軽くあしらわれております。
数え23歳といえば世間では水野の御曹司といえどそんな感じだったのですね(-_-;)

…まあ、蜂屋も忠重より二歳年上なだけなんですが(笑)、はちやんはもう一揆方の代表的人物ですからね、強さも背負ってるものも違うし貫録もぜんぜん違ったでしょうね。


あ、先ほどご紹介した「トボトボ歩く碧南市」というサイトですが、地元愛に満ちていてとても面白いサイトでした。三河歩きをしたい方にもお薦めです。
『トボトボ歩く 碧南市(へきなんし)』トップページ
http://www.katch.ne.jp/~hiro32/index.htm



おまけ。

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ですよ~◎\(^o^)/◎

(私もまだ井伊さんと忠勝さんしか手に入れていない…)



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by mikabushi | 2013-10-13 11:49