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彦根に行ってきました・その3

【芹川ケヤキ並木】
足軽屋敷をぬけて芹川(せりがわ)へ。
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ガイドブックによると、ここはケヤキ並木が有名とのこと。

なあんだケヤキ並木かと言われそうですが、
この芹川は彦根城の城下町を整える際に井伊家によってまっすぐに整備(付け替え)された川。
その堤防を補強するために植えられたケヤキですので…

そう
ここには樹齢300年から400年といった巨大ケヤキがごろごろと植わっているのです!
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遊歩道になっていますが、街路樹の一本一本がすごいのです。
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何かの生き物のようです。
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樹には名前のついているものも。これは「赤鬼の樹」
角度によっては角が生えているように見えるからでしょうか。
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これは「開国の樹」。何でかなーと思って裏に回ると…
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大きな洞が!幕末の幕府を幹の中が朽ちた巨木に例えた、手塚先生の「陽だまりの樹」の一節を思い出しますね。

最初は半信半疑で行ってみましたが、樹の一本一本がとても個性的で、自然も豊かで思った以上に楽しめました。
彦根のケヤキ並木、お薦めです!


【スミス記念堂】
再び彦根城近くへ。
何故かというと、以前から噂で聞いていた「スミス記念堂」という建物を是非見ておきたかったからです。
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これが「スミス記念堂」です。一見普通のお寺の御堂のようですが、よく見ると…。
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鬼瓦にクロスとブドウのレリーフが!
そう、これはキリスト教の礼拝堂として建てられたものだったのです(現在は教会としては使われていません)。
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扉にも、竹や梅など純和風のレリーフに混じってナチュラルに十字架とブドウが。
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よく見ると窓も西洋風。
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扉の取手も特注品。ブドウモチーフ?
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釘隠し?にも十字架。
他にもいろいろ写したんだけど、ちょうど雨が降ってきてピンぼけ写真(雨粒にピントが合ってしまった)になってしまったので載せられませんでした。
個人的にこうした異文化セッション的な建物は大好きです(^O^)/

この建物は、彦根が大好きなアメリカ人牧師スミスさん(彦根高等商業学校の英語教師)が昭和6年に私財と寄付を投じて建てた「須美寿記念禮拝堂」を、平成8年に解体保存、彦根城が見えるこの場所に再建されたのだそうです。
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スミス記念堂からの眺め。たしかに、彦根をこよなく愛する人にはたまらない風景ですね。
この建物、現在ではコンサート会場などに利用されているようです。

詳しくは管理団体『NPO法人スミス会議』http://smith-meeting.com/まで。




お昼ごはんは彦根4番街スクエアにあるお店「花」さんで「ひこね赤鬼丼」をいただきました。
赤こんにゃくをフライにして揚げたのがサクサクとしておいしかったです:.゚ヽ(´∀`。)ノ:.。+゚
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ひこね丼は一般公募によって考えられたいくつかのレシピ(ひことろ丼、ひこねの赤鬼丼、ひこねちらし丼、ひこ天丼、ひこねの赤丼など)があり、一つのメニューをあちこちのお店で食べられるようです。
「ひこね赤鬼丼」も、他の何軒かのお店で出しています。
※ひこね丼が食べられるお店一覧はこちら






さて、腹ごしらえした後はとうとう木俣守勝に会いに行きまする\(-o-)/→続く


【続きはこちら↓↓↓】
「彦根に行ってきました・その4」

【以前の記事はこちら↓↓↓】
「彦根に行ってきました・その1」
「彦根に行ってきました・その2」
by mikabushi | 2014-01-23 15:16 | 日記